27歳でフリーターはやばいかな?
やっぱり就職したほうがいいの?
27歳のフリーターでも就職できるの?
就職したほうが良さそうだけど、自信ないな…
正社員になるための方法が知りたい。
こういった疑問や悩みに応える記事です。
こんにちは、この記事を書いたひがしです。
実は、僕も27歳までフリーターをしていました。
現在はフリーターではなく、フリーランスのWebライターをしています。
この記事は、以下の人に向けて書いています。
27歳でフリーターから就職したほうがいいか迷っている人
フリーターから正社員に就職する方法を知りたい人
自分に向いてる仕事に就職して活躍したい人
結論、27歳のフリーターでもまだ就職できます。
27歳は企業から若手として見られ、採用したい企業があるからです。
また、人材が不足している企業も数多くあります。
「でも、就職できる自信がないよ…」と思いますよね?
本記事では、27歳のフリーターにおすすめの仕事や、正社員に就職するコツを紹介していきます。
この記事を読めば、27歳のフリーターでも正社員に就職する方法がわかります。
27歳でフリーターをやっていて将来が不安な人は、最後まで読んでみてください!
※すぐにでも就職活動を始めたい人は「27歳フリーターが正社員に就職する10のコツ|手遅れを防ぐ」にジャンプしてください!
27歳フリーターがやばい理由10選
27歳のフリーターがやばい理由は以下のとおりです。
- 正社員に就職しにくくなる
- 同世代よりスキルが低い
- 選べる仕事が減っていく
- 周りの目が辛くなる
- アルバイト先で年下に陰でイジられる
- 正社員の同世代と比較すると劣等感がある
- パートナーを幸せにできないかも…
- ローンやクレジットカードの審査に通りにくい
- 実家暮らしから抜け出しにくい
- 急に人生が怖くなる
1つずつ解説します。
正社員に就職しにくくなる
いつまでもフリーターをしていると、正社員に就職できなくなる可能性が高いです。
20代ならともかく、30歳をすぎると一気に正社員への就職は難しくなるからです。
「労働政策研究・研修機構」が2017年に調査した以下のデータをご覧ください。
- 25~29歳の正社員移行率:25.5%
- 30~34 歳の正社員移行率:18.1%
参考:労働政策研究・研修機構|若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③
ご覧のように、30歳をすぎると7%ほど正社員移行率が下がっています。
就職したい人は、少しでも早く就職活動を始めましょう。
同世代よりスキルが低い
正社員をしている同世代と比べると、フリーターはスキルが低いです。
スキルが身につくような責任のある仕事は、フリーターには任されないからです。
責任の伴わないレベルの低い仕事をずっとしていると、正社員をしている同世代との差がどんどん広がります。
30代・40代になったころには、埋めようがないほどの差ができるでしょう。
選べる仕事が減っていく
仕事があるならまだしも、高齢になるほど選べる仕事も減っていきます。
一般的には、高齢になるほど即戦力人材が求められるからです。
アルバイトも体力系の仕事は若手が優先されるので、採用されにくくなるでしょう。
だんだんアルバイトの選択肢も減っていきます。
周りの目が辛くなる
ずっとフリーターをしていると、周りからの目が気になり始めます。
30代、40代にもなってフリーターをしていると、
いつまでフリーターでいるの?
大丈夫なの?
と思われるから。
30代、40代にもなって心配されたりバカにされたりすれば、多かれ少なかれ気になります。
周りの目に耐えて、ストレスを感じながら生きるのは辛いでしょう。
アルバイト先で年下に陰でイジられる
27歳でフリーターをしていると、年下に陰でイジられる可能性があります。
あの人、27歳にもなっていつまでフリーターしてるの?
さすがにヤバいでしょ(笑)
こんな感じで陰でいわれていれば、誰だって多少は傷つきます。
30代・40代と年を重ねるほど、イジられるダメージは大きくなります。
正社員の同世代と比較すると劣等感がある
ずっとフリーターをしていると、正社員の同世代と比較したときに劣等感を感じやすいです。
周りは充実した日々をすごしているのに、自分だけがとり残される感覚になります。
パートナーを幸せにできないかも…
パートナーを幸せにできない可能性があります。
フリーターは低収入なので、家族を養うのが難しいからです。
特に、パートナーが子どもをたくさん作ることを望んでいる場合、かなりきついです。
ローンやクレジットカードの審査に通りにくい
フリーターは収入が安定していないので、ローンやクレジットカードの審査に通りにくいです。
ローンが組めないと、マイホームを買うのは難しいでしょう。
それに、クレジットカードを作れないのはわりと不便です。
現金支払いだとポイントはつかず、現金を持ち歩くのもめんどうだからです。
フリーターでいると、上記のデメリットを抱えたまま生きていくことになります。
実家暮らしから抜け出しにくい
収入が少ないので、実家暮らしから抜け出しにくいです。
一人暮らしでは生活が苦しいだけでなく、そもそも入居審査すら通らない可能性があります。
将来的に一人暮らしをしたい人にとっては、フリーターでいるデメリットは大きいです。
【参考記事】【悲報】フリーターで一人暮らしはきつい!自立して一人暮らしを楽しむコツ
急に人生が怖くなる
ずっとフリーターでいると、急に人生が怖くなることがあります。
実際、僕も「このままフリーターでいいのかな?」とか「ずっとフリーターだったらどうしよう」などと、怖くなったことがあります。
フリーターでいる限り、恐怖を抱えながら生きていく人生になるでしょう。
27歳フリーターでも正社員に就職できる理由
このままだとやばそう…
27歳だともう正社員になれないの?
安心してください、27歳ならまだ間に合います。
理由は以下のとおり。
- 27歳を採用したい企業があるから
- 人材が不足しているから
順番に解説します。
27歳を採用したい企業があるから
27歳を採用したい企業はあります。
30代より給料が低くてもいいからです。
給料を抑えつつ、27歳の若手を獲得できるのは企業にとってうれしいことです。
「27歳はまだ若い」と考える企業もあるため、ギリギリ間に合います。
人材が不足しているから
人材不足で、すぐにでも人を雇いたい職業も多いです。
厚生労働省が発表している有効求人倍率が高い職業は、人材が不足しています。
有効求人倍率が1倍であれば、1人の求職者に対して、1件の求人があることを意味しています。
有効求人倍率の数字が大きくなるほど、1人の求職者に対して多くの求人がある、つまり人材が不足している状態です。
厚生労働省が発表した令和6年2月の全職種の有効求人倍率は「1.26倍」です。
全体的に見ても人材不足だとわかります。
参考:厚生労働省|一般職業紹介状況(令和6年2月分)について
さらに、以下の職業は人材が不足しています。
人材不足の職業 | 有効求人倍率 |
---|---|
情報処理・通信技術者 | 1.59倍 |
建築・土木・測量技術者 | 6.02倍 |
サービス職業従事者 | 3.02倍 |
介護サービス職業従事者 | 3.85倍 |
販売従事者 | 2.13倍 |
保安職業従事者 | 6.73倍 |
自動車運転従事者 | 2.64倍 |
【参考記事】厚生労働省|一般職業紹介状況(令和6年2月分)について|参考統計表
人材が不足している職業であれば、フリーター経験しかなくても就職できる可能性は十分あります。
【注意】28歳になると就職しにくい
そうか、就職できるんだ。
じゃあ、安心だな。
気を抜いてしまうのは要注意です。
28歳になると、就職しにくくなるからです。
28歳だと30歳まで3年もありません。
職種にもよりますが、一般的にはベーススキルの習得には3年くらいかかるでしょう。
企業側としても「30歳までにベーススキルを身につけてほしい」というのが本音です。
そのため、28歳になると企業も採用に積極的でなくなります。
まだ就職は間に合うものの、安心してはいけません。
28歳になる前に、一日でも早く就職活動を始めることをおすすめします。
27歳フリーターが就職する7つのメリット
就職したほうがいいのかなー。
決められない…
そんな人は、就職するメリットを参考にしてみてください。
メリットを考慮したうえで決めればOKです。
就職するメリットは以下のとおり。
- 年収が上がる
- 若手として期待される
- 30代でキャリアアップ転職しやすくなる
- スキルアップできてキャリアの選択肢が広がる
- 自信がつく
- 親孝行しやすくなる
- 将来の不安が減る
1つずつ見ていきましょう。
年収が上がる
就職すれば年収が大きく上がります。
以下は、正社員とフリーターの年齢別の平均月収の推移です。
年齢 | 正社員の平均月収 | フリーターの平均月収 |
---|---|---|
〜19歳 | 185,000円 | 170,100円 |
20〜24歳 | 221,000円 | 196,200円 |
25〜29歳 | 255,900円 | 212,300円 |
30〜34歳 | 288,400円 | 215,500円 |
35〜39歳 | 323,500円 | 213,300円 |
40〜44歳 | 347,500円 | 217,600円 |
45〜49歳 | 366,300円 | 212,800円 |
50〜54歳 | 387,500円 | 211,900円 |
55〜59歳 | 396,200円 | 216,700円 |
60〜64歳 | 329,800円 | 254,300円 |
65〜69歳 | 296,600円 | 220,900円 |
70歳〜 | 272,900円 | 200,000円 |
【参考記事】厚生労働省|令和4年賃金構造基本統計調査の概況
このように、正社員とフリーターでは大きな収入差があります。
また、ボーナスや昇給もあり、福利厚生も充実しています。
若手として期待される
前述のとおり、27歳であれば、まだ若手として期待されます。
年齢が上がるほど実力や経験が求められるので、若手として期待されてるうちに就職しておきましょう。
30代でキャリアアップ転職しやすくなる
27歳のうちに就職しておけば、30代でキャリアアップ転職しやすくなります。
正社員としてのスキルや経験を評価してもらえるからです。
例えば、27〜32歳まで5年間の実務経験を積み、経験者として中途採用でほかの会社に転職できる可能性があります。
うまくいけば、大手企業に転職できる人もいるでしょう。
30代前半〜中盤は、特にキャリアアップ転職をしやすいときです。
そのため、キャリアアップ転職したい人は、遅くとも27歳までには正社員に就職しておく必要があります。
「右肩上がりでキャリアと収入を上げていきたい」という人は、一日でも早く就職しましょう。
スキルアップできてキャリアの選択肢が広がる
就職するとスキルアップできて、キャリアの選択肢が広がります。
正社員はフリーターと違い、スキルが身につくような責任のある仕事を任されるからです。
スキルアップしてキャリアの選択肢を広げたい人は、就職活動を始めましょう。
自信がつく
フリーターから正社員になると、収入が上がったり人の見る目が変わるので、自信がつきます。
そのため「自信をつけたい」という人は、正社員に就職するメリットが大きいです。
親孝行しやすくなる
収入が増えることで、親孝行もしやすくなります。
今まで育ててくれた両親に恩返しできるのは、うれしいものです。
また、親孝行することで「自分は親の役に立っている」と思えるので、自信につながります。
将来の不安が減る
収入が増えることで、子どもの教育費や老後の不安などが減ります。
例えば子供の教育費は、すべて公立でも一人当たり約822万円かかるといわれています。
フリーターだと貯金も難しいですが、正社員なら子供にかかる教育費も捻出しやすいです。
参考:日本政策金融公庫|教育資金はいくら必要?かかる目安額をご紹介
また、令和元年に金融庁が「老後資金は約2,000万円が不足する」と発表して話題になりました。
仮に65歳で退職する場合、27歳から毎月44,000円ほど貯金していかないと、老後資金が足りなくなってしまいます。
雇用が不安定なフリーターで、毎月44,000円を38年間も貯め続けるのは難しいでしょう。
正社員に就職することで、将来の不安を軽減できます。
27歳フリーターにおすすめの仕事5選
やっぱり就職しようかな。
27歳のフリーターにおすすめの仕事はある?
結論、以下5つの仕事がおすすめです。
- 営業
- マーケティング
- プログラマー
- インフラエンジニア
- CADオペレーター
おすすめする理由や仕事内容を1つずつ紹介します。
営業
27歳のフリーターには営業がおすすめです。
業界的に人材が不足しており、未経験でも採用されやすいから。
実際、営業はほかの業種と比べて有効求人倍率が高いです。
厚生労働省が調査した以下のデータをご覧ください。
- 営業職:2.04
- 職業計:1.23
【参考記事】厚生労働省|関東市場圏有効求人・有効求職年齢別バランスシート(一般常用)
先ほどもふれましたが、有効求人倍率とは、求職者ひとりに対して何件の求人があるかを把握するための指標です。
2.04とは、ひとりの求職者に対して2.04件の求人があることを指します。
そのため、ほかの職業と比べても営業職は就職しやすいです。
仕事の詳細は以下のとおりです。
仕事内容 | 新規顧客の開拓や、既存顧客のフォローをおこなう |
収入 | 平均年収445万円 |
休日 | 土日祝休みの会社が多い |
魅力 | ・収入が高めで、成果次第でインセンティブもある ・企業の売上に直結しており、貢献度が高い ・営業は求人が多いので、転職先に困らない |
収入が高い傾向にあるだけでなく、仕事で結果を出せばインセンティブ(金銭報酬)も期待できるのが魅力です。
マーケティング
27歳のフリーターには、マーケティングもおすすめです。
業界の需要が伸びており、マーケティングスキルさえ身につければ、転職先に困らないからです。
特に需要が高いのはWebマーケティングで、以下のデータを見ても右肩上がりで伸びているのがわかります。
仕事の詳細は以下のとおりです。
仕事内容 | ・ネット広告の提案 ・自社ブログの運用 ・企業SNSやYouTubeの運用 |
収入 | 平均年収496万円 |
休日 | 土日祝休みの会社が多い |
魅力 | ・収入が比較的高い ・需要が伸びており、転職先に困らない ・専門的なスキルを身につけられる |
収入が比較的高く、マーケティングに関する専門的なスキルを身につけられます。
高度なスキルを身につければ、副業でも稼げる可能性があります。
プログラマー
給料が比較的高いプログラマーもおすすめです。
仕事の詳細は以下のとおり。
仕事内容 | システムやアプリケーションのプログラムを作成する ・スマホゲームの開発 ・ロボットの開発 ・Webサイトの作成 |
収入 | 平均年収550万円 |
休日 | 年間休日120日ほど |
魅力 | ・収入が比較的高い ・将来的に独立も狙える ・手に職をつけて安定して稼げる |
手に職をつけて、安定して稼げるのが魅力です。
ご覧のように、需要が高くなる一方なので、手に職をつけて安定して稼ぎやすいです。
インフラエンジニア
プログラマーと同様、給料が比較的高いインフラエンジニアもおすすめです。
仕事の詳細は以下のとおり。
仕事内容 | クライアントの要望に合わせてITインフラを設計したり、構築したインフラを稼働したりする |
収入 | 平均年収660万円 |
休日 | シフト制で残業はあまりない |
魅力 | ・収入が比較的高い ・人々の生活に大きく貢献できる ・専門的な知識やスキルを習得し、手に職をつけられる |
インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーなどのITインフラを作る仕事です。
- サーバー:情報を置いておく本棚のようなもの
- ネットワーク:インターネット回線のこと
プログラマーがアプリやWebサイトを作っても、サーバーやインターネット環境がないと動きません。
アプリやWebを使えるのも、インフラエンジニアの仕事で成り立っています。
収入が高いだけでなく、専門的な知識やスキルを習得し、手に職をつけられるのが魅力です。
CADオペレーター
CADオペレーターもおすすめです。
CADオペレーターは需要が高いわりに、人材が不足しています。
そのため、未経験からでも就職しやすいです。
仕事の詳細は以下のとおり。
仕事内容 | CADを用いてパソコンで図面を描く |
収入 | 平均年収422万円 |
休日 | 土日祝休み |
魅力 | ・手に職をつけて安定して稼げる ・リモートワークをしやすい ・自動車や建築など、さまざまな業界で活躍できるチャンスがある |
手に職をつけて、自動車や建築などのさまざまな業界で活躍できるチャンスがあります。
27歳フリーターが正社員に就職する10のコツ|手遅れを防ぐ
正社員に就職したいけど、ずっとフリーターだったから、自信がない…
正社員に就職した経験がないと、就職活動するのも不安ですよね。
安心してください、正社員に就職するコツをお伝えします。
- 自己分析する
- ビジネスマナーを勉強する
- 未経験OKの仕事に応募する
- 応募する仕事に必要なスキルを勉強する
- フリーターを続けた理由をポジティブに変換する
- 正社員に就職する理由を伝える
- 反省とこれからの目標を伝える
- アルバイトの業務経験をアピールする
- あきらめずに就職活動を続ける
- フリーターに強い就職エージェントを利用する
正社員に就職できるか自信のない人は、参考にしてみてください。
自己分析する
まずは自己分析から始めましょう。
あなた自身のことを知らないと、以下がわからないからです。
- やりたい仕事
- あなたに向いている仕事
- 応募する会社を選ぶ基準
- 自己PRでアピールすることなど
上記がわからないと、スムーズに就職活動を進められません。
でも、自己分析なんてどうやるかわからないよ…
まずは、以下を書き出してみてください。
これだけでも簡単に自己分析できます。
書き出す項目 | わかること |
---|---|
強み | あなたの長所 |
弱み | あなたの短所 |
達成したこと | 得意なこと |
興味があること | やりたい仕事 |
あまり苦労せずにできたこと | 向いてる仕事 |
どんなに努力してもできなかったこと | 向いてない仕事 |
理想のライフスタイル | 会社を選ぶ基準 |
なんとなくわかったような気はするけど、一人で自己分析する自信がないよ…
という人は、以下の2つがおすすめです。
- 自己分析アプリを使う
- フリーターに強い就職エージェントでプロに自己分析してもらう
自己分析ツールは「相性転職」がおすすめです。
質問に答えていくと、以下がわかり自己分析できます。
- あなたの強み
- あなたの性格
- 向いてる仕事
無料なので、サクッと自己分析を終わらせましょう。
また、フリーターに強い転職エージェントを利用すると、無料でプロのキャリアアドバイザーが自己分析をサポートしてくれます。
フリーターに強い転職エージェントの詳細は「27歳のフリーターに強い就職エージェント3選」で解説しています。
ビジネスマナーを勉強する
ビジネスマナーを勉強しておきましょう。
社会人として最低限のビジネスマナーを知っていないと、面接を通過するのが難しいからです。
ビジネスマナーを身につけておき、面接に備えましょう。
未経験OKの仕事に応募する
就職する確率を高めるために、未経験OKの求人を選ぶのがおすすめです。
未経験OKであれば、キャリアのないフリーターでも採用してもらえる可能性があります。
先ほど紹介した職種は、どれも未経験から転職しやすいです。
- 営業
- マーケティング
- プログラマー
- インフラエンジニア
- CADオペレーター
興味のある職種の求人だけでなく、未経験OKの求人も探してみてください。
応募する仕事に必要なスキルを勉強する
応募する仕事に必要なスキルは、勉強しておくことが大切です。
入社する前に勉強することで、やる気をアピールできるから。
やる気のある人は「活躍してくれそう」と判断され、印象が良くなります。
職業ごとに勉強しておいたほうがいいスキルを以下の表にまとめました。
参考にしてみてください。
職業 | 勉強しておくといいスキル |
---|---|
営業 | 営業スキル コミュニケーションスキル 本やYouTubeで勉強できます。 |
マーケティング | マーケティングの基礎知識 3C、STP分析など 本やYouTubeで勉強できます。 |
プログラマー | 応募する会社で使いそうなプログラミング言語 |
インフラエンジニア | インフラエンジニアの基礎 本やYouTubeで勉強できます。 |
CADオペレーター | CADの基礎的な操作方法 無料のCADソフトをインストールしてさわってみるのがおすすめ。 ・Jw_cad ・Autodeskなど |
そのため、応募する仕事に必要なスキルを、あらかじめ勉強しておきましょう。
フリーターを続けた理由をポジティブに変換する
フリーターを続けた理由をポジティブに変換しましょう。
以下のようにネガティブな理由だと、印象が悪いからです。
- 自信がなかったから…
- 正社員は残業が多そうだから…
- 正社員は責任が重そうだから…
フリーターを選んだ理由は、以下のようにポジティブに変換することが大切です。
- 資格取得のために勉強時間を確保したかったから
- スキルを身につけてから正社員の仕事に就職したかったから
- 自分の適性を知るために、多くの仕事を経験したかったから
言葉を変えるだけで、ネガティブだった理由をポジティブに変換できて、印象が良くなります。
うまくポジティブに変換できない人は、後述する「フリーターに強い就職エージェント」でプロのキャリアアドバイザーからアイデアをもらえばOKです。
フリーターに強い就職エージェントは、27歳のフリーターに強い就職エージェント3選で解説しています。
正社員に就職する理由を伝える
なぜ正社員に就職するのか、答えられるようにしておきましょう。
27歳までフリーターだった人は「イヤなことがあったら、またフリーターに戻るのではないか?」と不安視されることがあります。
面接官は、あなたが「入社後に長く活躍してくれそうか」を判断したいため、正社員に就職する理由を聞いてきます。
上記の理由だと、あなたを採用するメリットがわからないのでNGです。
以下のように、採用するメリットがわかる理由にしましょう。
- 専門性を深め、会社で活躍できる人材になりたかったから
- フリーターの仕事では自身の成長に限界を感じ、正社員の環境で成長したいと思ったから
あなたを採用するメリットを伝え、長く活躍できる人材であることをアピールしましょう。
正社員に就職する理由がうまくまとまらない人は、後述する「フリーターに強い就職エージェント」でプロのキャリアアドバイザーからアイデアをもらえばOKです。
フリーターに強い就職エージェントは、27歳のフリーターに強い就職エージェント3選で解説しています。
反省とこれからの目標を伝える
フリーターでのキャリアを反省し、これからの目標を伝えましょう。
採用担当者の印象が良くなるからです。
フリーター経験を好意的に捉える企業は少なく「正社員がイヤで逃げてたんでしょ」という評価をされがちです。
実際、僕も面接でフリーターの時期を言及された際に、反省を促されました。
企業からすれば、フリーターはネガティブな目で見られると実感しました。
そのため、フリーターのキャリアを反省しましょう。
反省するだけでなく、これからの目標を伝えることで、就職への意欲の高さをアピールできます。
このように「反省→これからの目標」の順番で伝えると印象が良くなります。
上記を参考にして、就職後の目標を考えてみてください。
こちらもうまくできない人は、後述する「フリーターに強い就職エージェント」でプロのキャリアアドバイザーからサポートしてもらえばOKです。
フリーターに強い就職エージェントは、27歳のフリーターに強い就職エージェント3選で解説しています。
アルバイトの業務経験をアピールする
アルバイトの業務経験を活かせる仕事を選ぶのがおすすめです。
アルバイトでも、業務経験があれば採用されやすいからです。
例は以下のとおり。
アルバイト | 採用されやすい仕事 |
---|---|
飲食店のホールスタッフ | ・飲食店 ・接客業 |
家電量販店の販売員 | ・販売職 ・営業職 |
ホテルフロント | ・フロント業務 ・接客業 |
カフェスタッフ | ・飲食店 ・接客業 |
イベント運営スタッフ | 企画運営スタッフ |
いずれも即戦力を期待できるため、採用されやすいです。
あきらめずに就職活動を続ける
なかなか内定が出なくても、あきらめずに就職活動を続けましょう。
あきらめた時点で、正社員への希望が閉ざされるからです。
そうはいっても、お見送りが続くときついよ…
お見送りが続いて、内定が出ないのはきついですよね。
僕も就職活動で何回も不採用になったときはきつかったので、気持ちはよーくわかります。
しかし、27歳という年齢的にも、正社員になれるチャンスは長くありません。
ここであきらめて「やっぱり、あきらめずに就職活動をしておけばよかった」と後悔してほしくないです。
きついと思いますが、あきらめずに就職活動を続けてみてください。
フリーターに強い就職エージェントを利用する
一人で就職活動していてきつい人は、フリーターに強い就職エージェントを利用するのがおすすめです。
プロのキャリアアドバイザーが、あなたの就職活動を無料でサポートしてくれます。
無料でサポートしてくれるので、一人で就活するのが不安な人は、就職エージェントも登録しておきましょう。
27歳のフリーターに強い就職エージェント3選
就職エージェントを利用しようかな。
おすすめの就職エージェントが知りたい。
27歳のフリーターにおすすめの就職エージェントは、以下の3社です。
- ハタラクティブ
- 就職エージェントneo
- ウズウズ
1つずつ紹介します。
ハタラクティブ
ハタラクティブは、フリーターや第二新卒などを対象とした就職支援サービスです。
18万人以上を支援してきた経験を活かし、あなたにピッタリの仕事を一緒に探してくれます。
大企業向けの求人が豊富なので、フリーターから大企業に就職したい人におすすめです。
就職エージェントneo
就職エージェントneoは、フリーターや第二新卒などの若年層向けの就職支援サービスです。
就職エージェントneoの強みは、就職後の定着率の高さです。
95%という高い数字を出せるのは、1人ひとりの悩みや人柄などを丁寧にヒアリングしてくれるからでしょう。
短期離職をしないためにも、おすすめのサービスです。
無料で利用できるので、とりあえず登録して、具体的な求人情報を見せてもらいましょう。
ウズウズ
ウズウズは、20代のフリーターや既卒などの就職支援に特化したサービスです。
1人ひとりの個性に合わせたオーダーメイド型のサポートをしてくれます。
また、ウズウズをおすすめする理由のひとつに、キャリアアドバイザーが就活で挫折した経験があることです。
挫折した経験があるからこそ、求職者の悩みに寄り添ったサポートをしてくれます。
27歳から就職したい人は、20代の就職に特化したウズウズにも登録して、求人を見せてもらいましょう。
あなたに向いてる仕事に就職して活躍するコツ
自分に向いてる仕事に就職したいけど、どうすればいい?
結論、プロのキャリアアドバイザーに適職診断を受けるのがおすすめです。
多くの求職者を支援した経験を基に、あなたに向いていそうな仕事を提案してくれるから。
自分に向いてる仕事に就職して活躍したい人は、プロのキャリアアドバイザーから適職診断を受けてから求人を探してみましょう。
27歳でフリーターから正社員に就職した人の体験談
27歳でフリーターから正社員に就職した人の体験談を紹介します。
私は、大卒からフリーターを27歳まで続けて、正社員に就職しました。
当時、さまざまなアルバイトを経験していましたが、正直なところ、将来に対する不安が大きかったです。
友人たちが次々とキャリアを築き上げていく中で、自分だけ成長しない時間を過ごしているような焦燥感に駆られていました。
正社員への転職を決意したきっかけは、家族との会話でした。
家族から「そろそろ将来のことを真剣に考えてみては?」という一言が、私にとって大きな転機となりました。
それまで考えていた「今の生活で満足している」という気持ちは、実は自分自身への言い訳だったのかもしれません。
転職活動を始めたものの、経験がアルバイトばかりで、正社員としての実務経験がないことが大きな壁となりました。
履歴書や職務経歴書を書く際にも、自分の経験をどのように価値あるものとして伝えられるかが課題でした。
そこで、キャリアアドバイザーに相談してみたんです。
アルバイト経験から得たスキルや強みをリストアップし、それをどのように職場で活かせるかを明確にするようアドバイスを受けました。
面接では「なぜ正社員を目指すのか」「これまでの経験をどのように活かせるのか」について熱意を持って話しました。
数多くの失敗と挫折を経験しましたが、最終的には中小企業の正社員として採用されました。
この仕事を通じて、自分のスキルをさらに伸ばし、キャリアアップを目指していきたいと思います。
この経験から学んだことは、どんな経験も無駄にはならないこと、そして何事も諦めずにチャレンジし続けることの大切さです。
フリーターから正社員に就職するのは決して簡単ではありませんが、あきらめずに就職活動を続けることが大切だと実感しています。
どうしても正社員に就職したくない人の対処法
どうしても正社員に就職したくない…
何かいい方法はないの?
という人は「フリーランス」になるのもアリです。
フリーランスとは、企業と雇用契約を結ばずに働く個人事業主を指します。
フリーランスになると、以下のメリットがあります。
- 働く時間や場所を好きに決められる
- 在宅で仕事ができる
- 通勤しなくていい
- 成果次第で収入を大きく上げられる
- ワークライフバランスをとりやすい
上記のメリットがあるので、独立してフリーランスになる人も増えています。
フリーランスのデメリット
メリットの多いフリーランスですが、以下のデメリットもあります。
- 急に仕事が0になる可能性もある
- 収入の差が大きい
- 福利厚生がない
- 仕事によっては孤独になりがち
- 怠けられる環境なので自己管理が大変
会社員のように仕事を与えられるわけではないので、急に仕事が0になる恐れがあります。
また、頑張り次第で大きく稼げる反面、仕事をとれないと収入が下がる可能性もあります。
個人的に強く思うメリットとしては、在宅で仕事ができて、通勤しなくていいことです。
デメリットは、急に仕事が0になる可能性もあるので、安定性がないことです。
メリットだけでなくデメリットも考慮したうえで、フリーランスを目指すか検討してみてください。
27歳で正社員を目指すフリーターによくある質問
最後に、27歳で正社員を目指すフリーターによくある質問にお答えします。
27歳から正社員を目指すなら資格を取った方がいい?
基本的には必要ないです。
ただし、以下の仕事であれば、資格を取得しておくと採用されやすくなります。
仕事 | 資格 |
---|---|
経理 | 簿記2級 |
介護 | 介護福祉士 |
不動産営業 | 宅地建物取引士・FP2級 |
ただし「資格を取ること」を目的にしてはいけません。
前述のとおり、28歳になると就職できる確率が下がる恐れがあるので、1歳でも若いうちに就職する方が優先です。
先ほど紹介した5つの仕事は資格がなくても就職できるので、まずは就職しましょう。
- 営業
- マーケティング
- プログラマー
- インフラエンジニア
- CADオペレーター
27歳から公務員を目指すのはアリ?
目指すのはアリですが、合格できなかった場合、年齢が上がって就職が難しくなります。
そのため、民間の就活を進めながら、公務員試験の勉強をするのがおすすめです。
27歳フリーターの女性もやばいですか?
女性も27歳であれば、まだ就職できます。
しかし、時間の余裕はないので、一日でも早く就職活動を始めることをおすすめします。
正社員に就職するコツは「27歳フリーターが正社員に就職する10のコツ|手遅れを防ぐ」で解説しています。
27歳で実家住みはやばいですか?
やばくはないですが、一般的に「27歳×フリーター×実家暮らし」の世間の目は厳しいものがあります。
理由があって実家に暮らしているなら良いですが「ちょっと恥ずかしい」「周りの目が気になる…」という人は、正社員に就職して一人暮らしを目指すと良いでしょう。
正社員に就職するコツは、27歳フリーターが正社員に就職する10のコツ|手遅れを防ぐで解説しています。
27歳フリーターで正社員に就職できる人の特徴は何ですか?
27歳フリーターで正社員に就職できる人の特徴は、以下のとおりです。
- 行動力がある
- 向上心が高い
- 就職後の明確な目標がある
- 客観的に自分を分析できる
- 前向きに就職活動を続けられる
- コミュニケーション能力が高い
このような特徴をもっている人は、正社員に就職しやすいです。
1つでも当てはまる人は、さっそく就職活動を始めましょう。
身につければ、正社員に就職できる可能性がグッと上がります。
今から行動すれば、まだ人生は大丈夫?
27歳ならまだ若いので、大丈夫です。
ただし、若いからといって行動をずるずると先延ばしにするのはNGです。
以下のグラフをご覧ください。
フリーター期間が1年以内であれば就職率は70%ほどですが、4年以上になると30%台まで落ちます。
そのため、正社員を希望するなら一日でも早く就職活動を始めましょう。
まとめ|27歳のフリーターは今すぐ就職活動を始めよう
くりかえしですが、正社員になりたい人は、今すぐ就職活動を始めることをおすすめします。
フリーター期間が長引くほど、就職が難しくなるから。
正社員に就職するコツは以下のとおりです。
- 自己分析する
- ビジネスマナーを勉強する
- 未経験OKの仕事に応募する
- 応募する仕事に必要なスキルを勉強する
- フリーターを続けた理由をポジティブに変換する
- 正社員に就職する理由を伝える
- 反省とこれからの目標を伝える
- アルバイトの業務経験をアピールする
- あきらめずに就職活動を続ける
- フリーターに強い就職エージェントを利用する
1人で就職活動するのが不安な人は、フリーターに強い就職エージェントを利用しましょう。
無料で利用できるので、以下の3つに登録して、具体的な求人情報を見せてもらいながら考えていけばOKです。
3つとも、3分くらいで登録は終わります。
あとは行動あるのみです。
27歳からでも正社員への就職は間に合うので、今すぐ行動を始めてみてください!